Q.自己紹介をおねがいします。
櫻井暢子(さくらいようこ)と申します。38さいです。
芸術家でありユーンデ株式会社というデザインの会社を経営しております。
チュウというみけねこの女の子と西大分で暮らしています。
趣味はガーデニングとサウナ、漫画。
去年から日本酒を飲めるようになりました。
よろしくおねがいします。
Q.どんな家に住んでいますか?
Q.賃貸?持ち家?
賃貸です
Q.間取りは?
2LDK?になると思います。
Q.住んでどのくらい?
2年半くらいじゃないでしょうか
Q.どうやってその家と出会いましたか?
当時のオーナーさんとたまたま知り合いになり、そのときには引っ越しの予定もなかったのですが、内覧に行ったときにあまりにも明るくて気に入って、入居をきめました。もちろんねこもOKでした。
Q.エリアは?
大分市の西大分です
Q.間取りをおしえてください
トイレとおふろを書き忘れていますが笑、あります。
2LDKになりますか?
Q.暮らす上で“絶対”ゆずれない というものについて教えてください
ねこのチュウといつも、たのしく、きもちよく、しあわせなきもちで暮らすことです
家に帰って、ドアをあけるといつもチュウがなだれ出てきます。そとに逃げたいのではなく、ちょっとつめたいアスファルトでごろごろするためです。
そのごろごろしてるのを抱っこして一緒に部屋に入って、「それ、鉄アレイはいってるんですか?」と言われたこともある重たいリュックを下ろして、ヒーターつけてソファに足をのばしていると、チュウが足の上にやってきます。(ヒーターが目当て)
いろんな日があるけど、これだけは毎日絶対わたしに起きる。
幸せとわざわざおもうまでもない、日々のしあわせです。
Q.その“絶対”実現のための、くらしのなかのポイントを5つ教えてください。
1.かたちあるものは壊れる。そういう気概が必要です。
まず、もの云々のまえに、ねこと暮らすということは、大前提として、こわれるということを受け入れるべきであるとかんがえます。
たとえばこのすやすやと気持ちよさそうに寝ているソファ
下部は布がやぶればほばほになり、垂れ下がり、スポンジがあらわれてきております。
これは、チュウが下部にうんていのようにぶらさがり、がりがりしながら移動をすることを繰り返した結果できたすき間です。
たまにこの中に入ってハンモックみたいにもしています。
あらたな価値を想像したともいえますが、ソファを作ってくださった方には絶対お見せできない惨状でもあります。
ねこは、このように当然と思っていた在り方すらも破壊・創造していきます。
ねことの暮らしというのはある程度このへんの、こうあるべきというのが
すくないほうがストレスフリーに過ごせるとも思うのです。
2.置くものは、汎ゆる進撃に耐えうるものを
ねこの進撃はどうしても止めることはできません。
かべをがりがりしないこと(そのすべてがソファにいっているのだが)をむしろありがとうと思ってるくらいです。
そんなわたしが親友から聞いて購入したのが、スーパーレザーテックスという素材のソファです。
これは動物の革ではなく、かといって布でもない新素材。
引っかき傷や水にも強く、チュウの爪なんかひとつもくらいません。
3.用意したものが選ばれなくてもいい
この窓付けタイプのハンモックはわたしが買ったもの!乗ったときのうれしさといったらなかったですね。でも
あれ、いないなと思ったらタオル入れにいるときのいきいきとした表情。
姉(わたし)が用意した居場所より、自分で見つけた居場所はかくべつです。いいんです。それで。毛がついてほしくないなって思うところほど、ずんずん入っていきます。
4.結局はダンボールのかけらに負ける
ねこのおもちゃはいっぱいありますが、チュウはいつもフードを購入するお店がおまけでくれるポンポンおよび、ダンボールをちぎったものに異常な執着心があります。
これはポンポン。何回でもやります。
友達がプレゼントに、魚のうねうねうごくおもちゃ(しかもまたたび入り)をもってきてくれましたが、ちょっと遊んで無視。
工夫としてはある程度、ダッシュする距離が必要なのでスペースをあけています。
ダンボールのかけらは、ダンボールをちぎっているときから目を輝かせてくれます。
5.ガーデニングをしたベランダがふたりの癒やしの場所に
櫻井が2021春より平岡さん(親友)の影響ではじめたガーデニング。それまで殺風景だったベランダが、ガーデンに。その頃からチュウもベランダに出始め、くつろぐように。櫻井も暖かい日は椅子やテーブルを出してご飯やお酒をのむ。
最高の場所が誕生しました。
Q.猫との暮らし、こんな賃貸あったらいいな、というのがありますか?
ねこは高いところから外を眺めるのが好きなので、そもそもそういう什器や、つくりになってたらすごくいいなーと思います。
寝室に本棚みたいなのを置いてますが、夜ひとしきり家中を走ったあと、
そこに飛び乗ってカーテンを少しあけて外を見ているんです。
あと、この換気扇の上、冷蔵庫の上はよく乗っていますね。
ここにも、もう少し高い場所があるといいなと思っています。
Q.最後にひとことお願いします。
ねことの暮らしはおもしろいですよ。 わたしたち人間だけでは絶対知り得ないことをたくさんおしえてくれるのです。 猫がいる世界を肯定すれば、もっと霊性の高め方をおしえてくれます。大分県も猫の殺処分はなかなか減りません。人間だけですすんでいくことがそんなに大切なことなのでしょうか。
profile
1983年 愛知県生まれ。 unid(ユーンデ)株式会社代表取締役 芸術家。 美しい西大分でみけねこチュウと暮らす。アトリエ・事務所も西大分。 公園が好き。有田幸楽窯さんで作品制作中。
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